始まりは、嘘。
着いたのは、特進の自習室と思わしきところ。
昼休憩だからか、人はいなかった。
「小日向さん」
「は、はい!!」
「……俺の嘘カノになってくれない?」
「了解でっ…………え?」
「昨日のお礼に、嘘カノになってほしい」
昼休憩だからか、人はいなかった。
「小日向さん」
「は、はい!!」
「……俺の嘘カノになってくれない?」
「了解でっ…………え?」
「昨日のお礼に、嘘カノになってほしい」