いつだって君のことが好きで堪らないのに。




だけどすぐにいつものように意地悪そうに笑う先輩。



「五分以内に支度してこい。外出るぞ。遅れたらお仕置き。」



「へっ、は、はい!」



先輩に急かされて急いで支度をする。



「お、お待たせしました。」



10分後、私は息を切らせながら支度を終わらせた。




「久々に私服見るな。相変わらずダッセーの。」



先輩はそういってケタケタと笑う。



「うー。ひどいです。」



「あぁ、悪い悪い。…でも、可愛いよ。」



「へ!?」



いつもは言わないような甘い言葉をいう先輩。



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