宛名のないラブレターをキミに
つ、冷たい…


だがなんだかんだ言いながら話を聞いてくれるのを知っている。
なのでめげずに話しかけていると、諦めたのか

はぁー、

とため息を1つついて。



よっこいしょ、とどこぞのおばちゃんだと言いたくなる掛け声とともに体を起こした。




やっぱり。
彼女はツンデレ以外の何物でもないだろう。


なんて以前口に出したらすごく睨まれたことがある。怖い。

だから思わず口に出さないよう我慢して。
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