宛名のないラブレターをキミに
4
「陽菜ぁ~!!」
「わ、わ!ちょっと!」
教室の扉をあけた瞬間、突撃してきた結菜。
その後ろには悠里と真由、そしてチラチラとこちらを見るクラスメイトが見えた。
こうなったのは少し前まで戻る…。
✫
保健室で黒田先輩にちょうどお昼の時間だと聞いた。
朝からだから4時間近くも寝ていたんだ…。
だいぶ体調が良くなったのでいまだドキドキする胸と、この甘い空気から抜けだそうと、先輩に改めてお礼を言い保健室をでる。
お大事に、と言いながら手をひらひらとさせながら教室へと戻っていく黒田先輩に軽く頭を下げる。
先輩の背中が見えなくなり、そして…
顔の熱を下げるために保健室から教室まで全速力で走った。
「わ、わ!ちょっと!」
教室の扉をあけた瞬間、突撃してきた結菜。
その後ろには悠里と真由、そしてチラチラとこちらを見るクラスメイトが見えた。
こうなったのは少し前まで戻る…。
✫
保健室で黒田先輩にちょうどお昼の時間だと聞いた。
朝からだから4時間近くも寝ていたんだ…。
だいぶ体調が良くなったのでいまだドキドキする胸と、この甘い空気から抜けだそうと、先輩に改めてお礼を言い保健室をでる。
お大事に、と言いながら手をひらひらとさせながら教室へと戻っていく黒田先輩に軽く頭を下げる。
先輩の背中が見えなくなり、そして…
顔の熱を下げるために保健室から教室まで全速力で走った。