宛名のないラブレターをキミに
そう伝えると、ホッとした表情を見せる3人。


「まったく…ドジなんだから。」

「ご、ごめんなさい。」



「え、でも落ちたんだよね?
無傷ですんでよかったよ…。」


悠里に怒られシュンとした私に真由が落とした言葉。

この言葉でさっきのことを思い出す。


「あ、それは受けとめて、くれ、て…」


自分で口に出してみると、より鮮明に思い出す。
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