宛名のないラブレターをキミに
「じゃあ、もしその人が返事くれるならまたあの本に挟んで置いといてくれるかな!」
「まあその手紙を取ったのが本人とは限らないからね。図書の先生かもしれないし。」
「うっ…だよねぇ」
一瞬希望が見えたものの、悠里の一言を聞いて陽奈はあの図書のおじいちゃん先生が頭に浮かんで、机に沈んだ。
ひとまず明日、本のところを見て、手紙がなかったらおじいちゃん先生に聞いてみようかな…と思っていると、私の席の前…つまり悠里から視線を感じて頭をあげる。
目があった悠里は、いつものような呆れた笑顔で
「あんた、今、凄く楽しそうだよ。本読んでる時みたいに。
だから返事くるといいね。」
と、言ってくれた。
「〜〜〜っ!!
なんなの悠里急にデレて!もう…好き!!」
陽奈がその唐突な悠里のデレに耐えきれず、抱きついて怒られるまであと少し。
「まあその手紙を取ったのが本人とは限らないからね。図書の先生かもしれないし。」
「うっ…だよねぇ」
一瞬希望が見えたものの、悠里の一言を聞いて陽奈はあの図書のおじいちゃん先生が頭に浮かんで、机に沈んだ。
ひとまず明日、本のところを見て、手紙がなかったらおじいちゃん先生に聞いてみようかな…と思っていると、私の席の前…つまり悠里から視線を感じて頭をあげる。
目があった悠里は、いつものような呆れた笑顔で
「あんた、今、凄く楽しそうだよ。本読んでる時みたいに。
だから返事くるといいね。」
と、言ってくれた。
「〜〜〜っ!!
なんなの悠里急にデレて!もう…好き!!」
陽奈がその唐突な悠里のデレに耐えきれず、抱きついて怒られるまであと少し。