甘い媚薬はPoison
蓮くんの手の中の薬を見て、顔をしかめる。
『……その薬、苦いんだよね』
私が文句を言うと、ペシッと蓮くんに頭を叩かれた。
『なに子供みたいなこと言ってんだ。すぐに飲み込めば苦さなんて余り感じない』
『嫌なものは嫌なの』
私が駄々をこねると、蓮くんは意地悪く笑った。
『飲まないと俺が座薬入れることになるが、それでいいのか?』
座薬?嘘だよね?
蓮くんの脅しに私は絶句する。
『薬が飲めないなら仕方ないだろ?熱も下がらないし』
『この変態!』
高熱にうなされながらも、私は声を張り上げ蓮くんを罵った。
『お前が薬飲まないのが悪い。ほら、下脱げよ』
蓮くんは真顔で私の布団をはいで、パジャマのズボンに触れる。
本気で座薬入れるの!
『の、飲むわよ!飲めばいいんでしょう!』
狼狽えた私はつっかえながらも、蓮くんの手から薬を奪い取りすぐに飲み込んだ。
慌てて飲んだせいか、ゲホゲホと激しく咳き込む。
そんな私をおもしろそうに見て、蓮くんが口角を上げた。
『なに恥ずかしがってんだか。昔はお前のオムツだって替えてやったのに』
『……その薬、苦いんだよね』
私が文句を言うと、ペシッと蓮くんに頭を叩かれた。
『なに子供みたいなこと言ってんだ。すぐに飲み込めば苦さなんて余り感じない』
『嫌なものは嫌なの』
私が駄々をこねると、蓮くんは意地悪く笑った。
『飲まないと俺が座薬入れることになるが、それでいいのか?』
座薬?嘘だよね?
蓮くんの脅しに私は絶句する。
『薬が飲めないなら仕方ないだろ?熱も下がらないし』
『この変態!』
高熱にうなされながらも、私は声を張り上げ蓮くんを罵った。
『お前が薬飲まないのが悪い。ほら、下脱げよ』
蓮くんは真顔で私の布団をはいで、パジャマのズボンに触れる。
本気で座薬入れるの!
『の、飲むわよ!飲めばいいんでしょう!』
狼狽えた私はつっかえながらも、蓮くんの手から薬を奪い取りすぐに飲み込んだ。
慌てて飲んだせいか、ゲホゲホと激しく咳き込む。
そんな私をおもしろそうに見て、蓮くんが口角を上げた。
『なに恥ずかしがってんだか。昔はお前のオムツだって替えてやったのに』