甘い媚薬はPoison
「……もう七時過ぎてるのか」
乱れた前髪をかき上げると、スマホで愛梨の携帯番号を探して電話をかけるが、留守番電話に繋がり伝言を残さずに切った。
何故俺を起こさずいなくなったのか……?
俺が強引過ぎた?
それとも、昨日のことを後悔してるとか……?
本人を捕まえて問い質したいが、もう支度して会社に行かないと間に合わない。
愛梨の身体のことも気になったが、一先ず出社することにした。
会社に着くと、すでに杉山が来ていて俺に耳打ちした。
「愛梨ちゃん、今日おかしいよ。朝比奈、ちゃんとケアしなよ」
杉山はなにかと鋭い奴だし、昨日なにかあったと気づいているのかもしれない。
「わかってる」
小さく頷くと、秘書の佐藤さんがやって来た。
とりあえず彼女に今日の予定を確認すると、愛梨の席に向かった。
愛梨は杉山が心配していたように顔色が悪く、児玉が彼女に触れようとしたので俺が強引に割って入る。
愛梨の体調が心配だったし、他の奴に触れさせたくなかった。
彼女の手に触れると、案の定熱があった。
乱れた前髪をかき上げると、スマホで愛梨の携帯番号を探して電話をかけるが、留守番電話に繋がり伝言を残さずに切った。
何故俺を起こさずいなくなったのか……?
俺が強引過ぎた?
それとも、昨日のことを後悔してるとか……?
本人を捕まえて問い質したいが、もう支度して会社に行かないと間に合わない。
愛梨の身体のことも気になったが、一先ず出社することにした。
会社に着くと、すでに杉山が来ていて俺に耳打ちした。
「愛梨ちゃん、今日おかしいよ。朝比奈、ちゃんとケアしなよ」
杉山はなにかと鋭い奴だし、昨日なにかあったと気づいているのかもしれない。
「わかってる」
小さく頷くと、秘書の佐藤さんがやって来た。
とりあえず彼女に今日の予定を確認すると、愛梨の席に向かった。
愛梨は杉山が心配していたように顔色が悪く、児玉が彼女に触れようとしたので俺が強引に割って入る。
愛梨の体調が心配だったし、他の奴に触れさせたくなかった。
彼女の手に触れると、案の定熱があった。