未来(あした)が来るなら、ずっとそばで笑ってて。

あまりの衝撃に俺は央子になんと答えたらいいのかわからず、そんな辛い過去を思い出させてしまったことが申し訳なくて……。



「……ごめん」


央子は今にも泣き出しそうだったが、なんとか微笑んで小さく頷いた。



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