未来(あした)が来るなら、ずっとそばで笑ってて。

情けないが、体が弱って動けないのでたったこれだけのことも自分では出来ない。

体中の関節が悲鳴を上げ、頭痛も激しい。


あたしは目を閉じた。




その時、現実なのか夢なのかわからなかったが、あたしは悠聖の声を聞いた。



彼の必死の励ましの言葉が聞こえたんだ。



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