未来(あした)が来るなら、ずっとそばで笑ってて。

とりあえず、今はまだ重病と決まった訳でもないのだから悩むだけ時間の無駄かもしれない。

 

不思議。

さっきまであんなに不安でいっぱいだったのに、ちょっと見方を変えるだけでこんなにも楽になるなんて。



優しいピアノのメロディがそっとあたしを包み込み、眠りの世界へと誘う。


そして、あたしの意識はゆっくりと闇に沈んでいった。


< 47 / 403 >

この作品をシェア

pagetop