常世(とこよ)の花嫁様
夜鬼『へぇー、そう言う事?』

夜鬼は、蝶の話しを知らなかったみたいで、、、事実を知って、氷の微笑を見せる、、、

僧正坊『太郎、次郎!!』

太郎丸『は、はいっ!!』
次郎丸『はっ!!』

僧正坊『お前ら、自分の主人を今すぐ、懲罰房へ連れてけ。何があっても出したらアカンでー。。。それと、太郎は、後でワシんとこや...逃げたら?分かってるやろな?』

太郎丸『はっ...!!』
次郎丸『御意に!!』

僧正坊『夜鬼の旦那と、お嬢ちゃんには、ホンマに色々巻き込んでしもて、すまなんだm(_ _)m!!餓鬼共には、後でキツー灸を据えとくさかい、、、このとーりやm(_ _)m!!』

塔子『あの、頭を上げて下さい!私も夜鬼も、大丈夫ですから!』

夜鬼『...』

僧正坊『清十郎は昔っから、1つにのめり込んだら周りが全然見えへんよーになりよる。せやけど、1番に国民の為思って動いとるんはアイツや。。。
藤四郎は頭は切れるが、人の気持ちになって考えが及ばん、せやけどあー見えて、兄貴思いなとこもあってな。。。
アイツ等早い事、母親死んどるから、ちょっとねじ曲がってしもててなぁ、、、ワシがしっかりしなあかんねん。。。

ホンマに、監督不行届や!

皆から選ばれる様な当主なって貰いたい、言うワシの思いを、履き違えた結果がこーなってしもた。。。ホンマ、親の心子知らずやな。。。』

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