常世(とこよ)の花嫁様

夜鬼side(鬼)

~夜鬼side~

鬼は強い邪を祓い清める事が出来る生き物だーーーそして、当主には、代々、この部屋を譲り受ける義務があるーーー

『この空間でのみ、主殿は自らの力を解放出来るのじゃーーーよいか!?ここには最も強い結界が貼られておる!!
力を解放している時は、決してこの扉を開けるでないぞ!!』

夜鬼「エロダルマがうっせーな、てか、こんな扉、誰が開けれんだよ!?ガッチガチじゃねーか...」

結界『もしも...万が一と言う事もある
扉が開けられ、儀式が失敗すれば、、、分かるじゃろ?』

夜鬼『死ーーーか?』

結界『この空間ごと、闇に囚われ、永遠と出る事が出来んーーー、それが意味するのは...死じゃ、しかと、心して取り扱う事じゃな』

ーーー。。。

俺は、鬼だーーー

今のこの肉体は、力を最小限に抑えて入ってる、俺が作り出した、、、俺と言う存在を具現化した傀儡の入れ物にすぎない

だから、妖力が漏れ出て、切っても切っても、髪も、爪も、一定の長さまで伸びてしまうーーー

本来の俺は、誰もが怯える程、醜く恐ろしい鬼。。。

儀式はーーー?成功したーーーのか?

塔子『...夜鬼なの?』

何でコイツが、ここに?
やべぇ、今の俺の姿、、、見られたのか?

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