常世(とこよ)の花嫁様
私の問いかけに二匹は目を見合わせる

一同『…うむ』そう、頷いた

ーーー!?

こ、この間は!?何かを知っているのね!?


マリオはモコっとしたまん丸の体からよいしょっと、細長い2本の触手引き伸ばした!!

と、どこからともなく白い綿毛の様な、ぽわぽわがその先端にくっつく!!
∠( ˙-˙ )/
おっと!これは!どっからどう見ても白いマッチ棒をつけた
ぼんぼんである

そして、その手のようなものを、グイッと躊躇なく、
自分のおへそあたりに突っ込む

マリオ『( ✧㉨✧) カッ!!』

ーーーえ!?何なの...!?ーーー
驚く私を尻目に何やら
ゴソゴソしているーーー

マリオ『ふーん…???はっ!!!』

お目当ての道具を見つけたドじえもんみたいに


お腹から、小さな湯呑らしき物を引っ張り出した
ーーーゆ、ゆのみ!?

モリゾー《ーーーふんっ》
モリゾーもそれを確認して、目配せするとマリオの様にトランスフォームする

モリゾー《( ✧Д✧) カッ!!!》


そして次にポットと急須!?

あっという間にお茶を入れ二匹はくつろぎだした…

てゆうか、今どこから出したの!?
あまりの早業に、口をあんぐりしてしまう


マリオ『…さてさて
ワッチらこのように、お仕事中なもので…人など来たかどうか…?全く意識もしておりませんでしたぞ!!モリゾーは、何か見たか?』

え?仕事って何の?もしかして、トランスフォーマーしてお茶を飲む事なの!?

モリゾー《ここのところ忙しくてかなわん!!!
人になど興味ないしの[ずずぅーっ。]
妖ならぎょーさんみたがな...》

お茶啜って忙しいって言われてもな。。。


塔子「…そっかぁ、、、ありがとう。。。」


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