常世(とこよ)の花嫁様
とにかく、ここで気にした所でどーなるものでもない
塔子「よいしょっと。じゃあ、私はこれで、帰るね」
バイバイと手を振ろうとした
モリゾー《…まぁ、こんなにうまいものをくれたんじゃ…1ついい事を教えてやろうかの…》
こほんっ。と咳払いをして胸を張って見せる
マリオ『そぉっすね!モリゾー!わっちら律儀ですから、受けた恩は返す、当たり前っす!えへへっ』
マリオは自分の鼻下にマッチ棒みたいな手をスリスリしてデレている
モリゾー《下っ端妖怪の、我々にまでとばっちりがくる程、今の常世は物騒なものになっておるのじゃ...》
塔子「...常世って?」
モリゾー『人の世界で言うところの、死んだ人がゆく、あの世と認識してよいかと...』
塔子「あ、あの世?...本当にあるんだ...!死後の世界ってやつだね?」
マリオ『えぇ、人の世は現世(うつしよ)といいますです!そして、妖や、幽霊、神々が住まう所が、常世であります。
まぁ、妖でもこちらが住みやすいとかで居座ってたり、成仏できずに現世に留まる幽霊とか…色々でありますが…』
へぇー、そんな所があるんだ、、、
世界って広いなぁ。私の知らない世界か、、、
まぁ、死んだら、私も向かうんだろうか?
モリゾー《ここで、1つ忠告なんじゃが、、、
お前さんが、、、妖が見えるという事ーーーそれだけは
絶対に他の妖共に悟られるなーーーいいな?》
塔子「ーーーどうしてなの?ーーー」
ーーー小さな体をふるっと奮って彼等は答えるーーー
モリゾー『危険ーーーだからじゃよーーー』
私は、霊力が強いのに、強くないみたいだって、よく分からない事を最後に彼等は言っていた
霊力って、見える事と何か関係あるのかな?
塔子「よいしょっと。じゃあ、私はこれで、帰るね」
バイバイと手を振ろうとした
モリゾー《…まぁ、こんなにうまいものをくれたんじゃ…1ついい事を教えてやろうかの…》
こほんっ。と咳払いをして胸を張って見せる
マリオ『そぉっすね!モリゾー!わっちら律儀ですから、受けた恩は返す、当たり前っす!えへへっ』
マリオは自分の鼻下にマッチ棒みたいな手をスリスリしてデレている
モリゾー《下っ端妖怪の、我々にまでとばっちりがくる程、今の常世は物騒なものになっておるのじゃ...》
塔子「...常世って?」
モリゾー『人の世界で言うところの、死んだ人がゆく、あの世と認識してよいかと...』
塔子「あ、あの世?...本当にあるんだ...!死後の世界ってやつだね?」
マリオ『えぇ、人の世は現世(うつしよ)といいますです!そして、妖や、幽霊、神々が住まう所が、常世であります。
まぁ、妖でもこちらが住みやすいとかで居座ってたり、成仏できずに現世に留まる幽霊とか…色々でありますが…』
へぇー、そんな所があるんだ、、、
世界って広いなぁ。私の知らない世界か、、、
まぁ、死んだら、私も向かうんだろうか?
モリゾー《ここで、1つ忠告なんじゃが、、、
お前さんが、、、妖が見えるという事ーーーそれだけは
絶対に他の妖共に悟られるなーーーいいな?》
塔子「ーーーどうしてなの?ーーー」
ーーー小さな体をふるっと奮って彼等は答えるーーー
モリゾー『危険ーーーだからじゃよーーー』
私は、霊力が強いのに、強くないみたいだって、よく分からない事を最後に彼等は言っていた
霊力って、見える事と何か関係あるのかな?