常世(とこよ)の花嫁様
壁には大きな円に文字が入ったリング状の物が、無数の青白い炎と共に、グルグル光って回っているーーー
転移途中それに阻害されて、咄嗟に私を庇ったリンの身体は吹き飛ばされる
塔子「リンさん!!!!
…あ、あついっ!!!何なの!!!」
慌ててリンさんの元まで駆け寄ろうとしたら、、、リンさんの周りに狐火が舞って近ずけない
アンリ『それに、これは、ウチと塔子ちゃんとの約束やろ?ーーー直すまで帰ってもろたら困るんや…』
塔子「アンリさん、一週間だけって…?」
アンリ『あれー?直すまでってウチは…ゆーたよなぁ?ほんま今も、ギリッギリのとこでウチが、踏ん張ってんねんでーーー勘弁して欲しいわ』
た、確かにあの時、直すまでの一週間って、、、
アンリ『一週間以内に直った場合はちゃんと帰したるよ…ウチは律儀や、、、
でも、ちゃんと治るまではずっとおってや、、、?』
塔子「ずっとって?ーーーどれ位なの?」
アンリ『そら…ーーーずっとやゆったらーーー永遠にや』
塔子「…」
ニヤリと笑った彼女の顔が、何故か少し辛そうに見えたーーー
アンリ『九尾の事は秘密にする、誰にも言わん事で術は完成されてた
もうそろそろウチかて解放されたい、、、誰にも打ち明けられへんーーー心を 許す事もでけへん
長い時間を掛けて
ついにこいつはウチの孤独や苦しみを吸って澱みを生みだしたーーー
きっかけを与えたんは確かにアンタや…
せやけど…遅かれ早かれどないかなっとたやろうなーーー』
転移途中それに阻害されて、咄嗟に私を庇ったリンの身体は吹き飛ばされる
塔子「リンさん!!!!
…あ、あついっ!!!何なの!!!」
慌ててリンさんの元まで駆け寄ろうとしたら、、、リンさんの周りに狐火が舞って近ずけない
アンリ『それに、これは、ウチと塔子ちゃんとの約束やろ?ーーー直すまで帰ってもろたら困るんや…』
塔子「アンリさん、一週間だけって…?」
アンリ『あれー?直すまでってウチは…ゆーたよなぁ?ほんま今も、ギリッギリのとこでウチが、踏ん張ってんねんでーーー勘弁して欲しいわ』
た、確かにあの時、直すまでの一週間って、、、
アンリ『一週間以内に直った場合はちゃんと帰したるよ…ウチは律儀や、、、
でも、ちゃんと治るまではずっとおってや、、、?』
塔子「ずっとって?ーーーどれ位なの?」
アンリ『そら…ーーーずっとやゆったらーーー永遠にや』
塔子「…」
ニヤリと笑った彼女の顔が、何故か少し辛そうに見えたーーー
アンリ『九尾の事は秘密にする、誰にも言わん事で術は完成されてた
もうそろそろウチかて解放されたい、、、誰にも打ち明けられへんーーー心を 許す事もでけへん
長い時間を掛けて
ついにこいつはウチの孤独や苦しみを吸って澱みを生みだしたーーー
きっかけを与えたんは確かにアンタや…
せやけど…遅かれ早かれどないかなっとたやろうなーーー』