常世(とこよ)の花嫁様
アンリ『率直に言うとなーーーこの珠を元どおりするーーー方法は、、、4つ

1、3人の強い、狐妖術で抑える、、、それは無理や、先先代は命を落とし、先代はあの事件から行くえ不明。。。

2、塔子ちゃんに中に入って九尾を鎮めて貰うーーーこれは無理やろ、、、鎮める前に100パーセント食われるんが落ちやからな

3、霊力の強い、人の娘を、、、人柱にするーーー

4、ウチごと粉砕する事ーーーなぁ?3しかないやろ?それでようやっとこの苦しみから、解放される』

塔子「私、2番出来るかもしれないよ…」

アンリ『あぁ?そんなかもしれへんに掛けれるわけないやろーが!』

じゃあ、人柱って事は、、、私の命で、、、鎮めるって事?

リン『そんな事…させません!!

姉上は、そんな欲望に落ちるような…心の弱いお人ではないでしょう???』

リンさんは傷つきながらも立ち上がる

アンリ『お前には分からんやろ?この苦しみと孤独、、、この家を捨てたお前にはなっ!!』
アンリが放った狐火をリンは軽々と弾き飛ばす

ーーー!?
そして赤い炎が、リンの全身を包んでゆくと彼の身体は少し大きく膨らんだ

アンリ『まさかお前…!?』

リン『塔子様ーーーすいません、本来はこの様な姉ではないのです…口は悪いですが…優しいそんな人』

多分、アンリさんは私の蜜の匂いにあてられているんだ…

以前の清十郎が向けた私への狂気染みた愛の様にーーー

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