常世(とこよ)の花嫁様
千『主は、、、我を、、、捨てたのだーーー娘よ』

捨てたーーー?

あの嬉しそうに微笑んでいた、あの青年がーーー?

千『憎いーーー主が、憎いーーー恨めしいーーー熱い!体が千切れそうじゃ!!』

友達ーーーだったのにーーー

塔子「私には、あなた達の関係がどんな物だったは分からないけど、、、捨てられるのはーーー辛いよね?」


私にはその気持ち…痛い程わかるから…何とかしてあげたいーーー

千『死して解かれた契約ならば納得も出来ただろう、、、だが、主は我に何も言わずに契約を解いて消えたのじゃ!!!


ーーー我は、、、ずっと悪事を働き続けた。。。主は悪さをする者を、、、いつか止めにーーー来るはずじゃから!!』

塔子「信じて、いたのねーーーこんなになるまで一途にーーーずっと、この思い出の地で」

夜鬼は再び封印するしかないと言っていた、、、だけど目の前のこの子は、、、ただがむしゃらに主の帰りを待ち続けているーーー

7才の頃の私を見ているようで胸が痛い

呪い、、、呪いさえ何とかできればーーー

大きな揺れが起こり出し、、、荒れ狂う大地

ーーーその時ーーー

マリオ『早く!行くですよ!!』
モリゾー『世界が崩壊しかかっとるーーー急げーーー』


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