常世(とこよ)の花嫁様
塔子「高天原って?遠いの?」

シュリ『遠いですよー丸3日は掛かるかな?許可取るのにも手続き面倒だし〜!!そして、ここ』

梅『注意、掌のサイズを超えたら7日以内に術者の人間付き添いの元、孵化をしなければ...卵は壊死する。…と、書かれてます』術者って私だよね...?
シュリ『まるで賞味期限みたいですね~?卵だけに』
塔子「それって、えぇぇー!死んじゃ...うの…(T ^ T)」
シュリ『らしいですね…どうするの?夜鬼?塔子さん、泣いてるよ?』
塔子「うぅぅぅ、死なないでーーー!!夜鬼ぃぃぃ!だがまがはら…いぐぅ、私も!!!づれでって…」

夜鬼『たく、…仕方ねぇな、鼻水ふけよ』
塔子「うん...ズビー」
夜鬼『…明日だ、出発は、、、だけど、お気軽に考えるなよ…』

塔子「え?私も行けるの...(´TωT`)?なぁに?」

リン『婚儀が終わるまで、こちらには帰ってこれません。本来は夜鬼様と私だけ先に向かい、しっかりと準備を整えた上で、塔子様をあちらから安全にお迎えを…と、思っていたのですが、、、』

塔子「出発イコール、結婚式って事ーーー?」

リン『追い追い色々ご説明はしますが…月詠様の一件もありますし、、、』

月詠様ーーー

シュリ『なぁに?面白そうな話だね…聞かせてよ』

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