常世(とこよ)の花嫁様
塔子「だったら、、、私、本気で帰れないって事…?」

どうしようーーー帰れないなんて。。。

ーーーお父さん、お母さん、翔馬くん、、、もう、会えないなんてーーー嫌だよ。。。


夜鬼『でも、まぁ、なんだ…今回の事は、俺に責任なくもないんだわ。。。すでに、助けちまってるしな』


夜鬼…落ち込んでる私を、気遣ってる?
まぁ、さっきまで散々、馬鹿にされてたけどね…ははは…


塔子「ーーー!?なに!?やっぱ、私、何かの事件に巻き込まれてるのっ!?」

夜鬼『お前、事件好きだな!、、、残念です。事件はなんも起こってません』

いちいちイラッとしてしまうのは何でだろうーーー


夜鬼『てゆーか、むしろ逆だよ。おめーが事件起こしてんの!被害者ヅラしてーみたいだが、自覚あんのか!?てか、言ってる意味、わかる?』


塔子「…え?私?」

ーーー?まぁ食べられちゃったのは、私だけどーーー

夜鬼『ねーな、そのアホ面は...』

塔子「アホ言わないでよ!!

アホは、アホって言ってる人がアホなんだから!!」

夜鬼『せっかく忠告してやったのに...人の気遣いを無下にしやがって』

ーーー?もしかしてーーー?あれ?

塔子「あー!書き置き!?あれ!?夜鬼だったの!?」

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