常世(とこよ)の花嫁様
よく考えて、どちらかを選んで下さいと、、、リンさんは言った


夜鬼『お前が、お前自身で決めろよな、、、後であーだこーだ言われてもうっとおしいし。。。』


夜鬼はダルそうに言った


塔子「私は、、、夜鬼の

花嫁になるわっ!!ーーー決めたのーーー」


たとえ、それが、、、ほんの僅かな時間だったとしても。。。かけがえのない人達だからーーー

私は、やっぱり、現世の大切な人の所に、、、もう一度、帰りたい。。。


~~~


サク『もぉ…やっとですかぁぁぁ?僕は、残業手当をここで、要求します!』

そう言ってサクはムクッと起き上がった

リン『サク、、、貴方、ずっと寝てたのでしょう?

ーーー鏡でその顔の筋を見てごらんなさい!残業手当はおあずけですよ。ほほほ…』

冷ややかに笑うリンさん。。。

リン『ではーーーこれより、、、婚約の儀式を執り行います』

~~~


結婚式の1つ前の
婚約という物を
私は今日出会ったばかりの
この嫌な奴なんだか、良い奴なんだか
よく分からない人と交わす

ノータッチ宣言を受けていますが、、、まぁ、何とか

やっていけるーーーのかな?ーーー

リン『では、お互いのシルシの交換を』

まるで、指輪の交換をするみたいーーー

大切な物に、ブレスレットを一瞬、思い浮かべたけど、、、それはやっぱり手放したくなくて

お互いの血を数滴、飲み物に入れて飲んだーーー

そしたら、急に、夜鬼はーーーぶっ倒れたーーー


一同『夜鬼様ぁぁぁーーー』

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