常世(とこよ)の花嫁様
リンさんの一言で、一瞬で全ての妖達は姿を消したーーー

リン『サク!?出てきなさい!!』
!?
サク『リン様ぁぁぁーーー!!何ですかぁ?あ、塔子様~今日もお美しいですねっ、おはようございます!!』

ポンっと一瞬で現れるサクは照れながら尻尾をフリフリする

塔子「う、美しいって、、、照れるなぁ。。。あ、おはよう!サク!リンさん!!」

リン『塔子様、ポっ、おは、おはようございます...』
リンさんは、あからさまに頬を染めてポっと、言っちゃってからーーー目を泳がせるーーー


リン『まったく、貴方は、、、放っておいたらすぐサボるんですから!!
何体の門下が、ここに居たと思ってるんです!?後で、夜鬼様がこの事を知れば大事ですよ!!!あの御方は、誰かが自分のテリトリーに入るのを、とっても嫌がりますから、、、』

緩んだ表情をキリッと、戻して、サクを叱る
夜鬼、テリトリーって、犬っぽいな。。。


サク『し、仕事なら!ほら!僕だってちゃんとしてますよ~見て下さい!』

と言って、外に居たのであろう数々の虫コレクションを嬉しそうに並べるサク、、、
虫が好きなんだね...

リン『はぁ~。。。いいですか!?早急にこの部屋に、結界様をお呼びし、お力を借りて、厳重な結界を、お張りなさい!虫1匹通さない様に!!厳重にですよ!!!』

サク『えーーー、僕、昨日から不眠不休で働いてるんですよ!!結界様の家、めっちゃ遠いじゃないですかぁ...』

リン『これ以上口答えするようでしたら給料減給ですよ!!!』

【給!料!!減!!給!!!】←あれ?なんか今、凄いテロップ&効果音が入った気がした。。。、


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