常世(とこよ)の花嫁様
サク『ガーン!!分かりましたっ!行って参ります!!』

サクは、窓を開けると、猛スピードで上空に飛んで行った
余程、減給されるのが嫌なのだろうーーー
ガーンってゆってたな、、、まぁ可愛いからな、可愛い、ほんと、何なんだろう、、、?


可愛い者には和んでしまうのが、女子の弱みであるーーー


リン『さてと、、、これで、邪魔者は入りませんね。塔子様!!一大事、でございます!!!』

塔子「ど、どうしたの?リンさん!?」

リン『夜鬼様は、このままでは、、、ずっと、お目覚めにならないかもしれません!!』

塔子「...大袈裟よ。お酒飲んで倒れたくらいで...て、天使!?(⸝⸝⸝•́ω•̀⸝⸝⸝)」

まさか...ね、と夜鬼の顔を見たら、まるで天使でも降臨したのかと思う程、美しい寝顔だ

リン『夜鬼様は、本来2~3日眠らなくともどうって事のないお方ーーーお酒如き、酒豪ですので私、付き合いは長いですが、酔ったところなど見た事もない程です。。。』

塔子「ーーーじゃあ、何で?」

リン『夜の間、目覚め香をたいて、起きるのを促しましたが、、、まったく効果なくーーーほとほと、困った事態です』


ナレーション【目覚め香とは、常世の世界でのみ販売されているお香である。タイマー機能付き、予約して炊いておけばどれだけお眠なあなたでも、スッキリお目覚め間違いなしっ!!!】


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