常世(とこよ)の花嫁様
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カル【うほっ!村に着いたら、チャンねーと?ウハウハして?あれして?あれで、、、あ?オレ、案内は...村までで良いっすか?】...コイツ、何の為についてきたんだよ、、、

カル【だってー?オレ、鞍馬山?出禁くらってっから?入れないんでー】...出禁?そんなんでよく案内役なのりでたな?

カル【いや、オレが?モテちゃう?てーか、女子?連れ込んで?...】...てか、ずっと1人で喋ってんな...女人禁制に、女連れこんじゃダメでしょ!?
梅《私は、入れないんで、村でお帰りをお待ちしてますね》
塔子「...そっか、梅ちゃんはここまでなんだね、なんか、寂しいな、、、」

カル【あ?あった、あった!あの看板の先に、、、あれー?おかしーな?村が、、、ない!?】

ーーー村は、焼け野原になっていましたーーー

『...よいよい?旅人さん?アンタらこんな時期にわざわざこの地に来るなんて、物好きだねー?』

フードを被った黒い羽根がついた、老婆が、村に1人、残っていた

カル【ば、ばっちゃん!!ごら、いっでー、どーなってんだ?】...急に訛ってないか?カル?

お婆さん『おー、よく見たらカルでねーか?、、、村は、このザマさ、、、昨夜、火竜が急に現れてな、あっという間に焼かれちまった。
ばっちゃは、爺様の形見、1個でも、あったらなと、思ってよ。。。まぁ、ダメだったけどな』

お婆さん、とっても寂しそうな顔ーーー
大切な人の残された物も、大事な場所も一瞬で無くなっちゃったんだね...それって相当辛いだろうな...

カル【そ、そんなぁ、、、村の皆は??どうなった??】

お婆さん『あの火竜が来て早々に、鞍馬山男衆が来てのぉ、怪我人が出たが、村の皆は、僧正坊様が一時的にお山の中層から下層を避難所に開けてくれたのじゃよ...だから、皆無事さ。。。』


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