常世(とこよ)の花嫁様
塔子「夜鬼、ごめんね。。。」

謝っているーーー?俺にーーー?

あぁ、またお前かーーー

牢の中で、虫の様に必死に足掻いてる、

たく、仕方ねーな

やっと、深く眠れると思ったのに

起きてやるよーーー

~~~

『よ!夜鬼様!!!???私、信じておりました~』

夜鬼「あ?あぁ(´・Д・)?」

目の前のあいつの顔した…リン?は、涙を流して喜んでる

夜鬼「リンか。。。今すぐ出掛ける、、、支度しろーーーちょっと、飛ぶ」

リン『はい。。。心得ております』

俺は、手元に止まっていた一匹の連絡蝶をリンに手渡すと、いつも愛用している漆黒のマントを着用した

八咫烏のマントは、いつも俺の行きたい場所に、俺を運んでくれるーーー

ーーー。。。


ーーー1時間と掛からずに、、、ここは天狗の地。。。

鞍馬山総本山ーーー山頂ーーー


さて、あのクソ地味女、、、どんな顔して泣いているのか、、、

想像したら妙に、、、顔がニヤケたーーー?俺が笑っているーーー?何でだ?まぁ、いいか。

リン『塔子様は、確かこの辺りの筈なんですが…?おかしいですね、、、先程まで、確かに気配がありましたのに…?』

そそくさと消えては現れ…ウロウロと…

夜鬼「ちょっと、落ち着け、、、リン」

リン『夜鬼様はよくそんな、のんびりしていらっしゃいますね!?こうしている間にも…塔子様が、、、一人で怖い思いをされているのかもしれませんのに!?…きっと、泣いてますよ…』


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