常世(とこよ)の花嫁様
ドラゴン
~塔子side~
すっごく、真剣に祈ったらーーー
バサバサという羽音が聞こえ
ーーー!?
エメラルド色のボウリングの玉みたいなのが月の光を遮って、小さな小窓に、現れたーーー
塔子「!?だ、誰!?誰かいるの!?」
《貴女の祈りが聞こえましたので、、、お助けに上がりました》
やだ!一発で、成功しちゃった!!
優しそうな女性の声が直接、頭の中に語りかけてくるーーーどうしよう、誰でもいいって言ったけど...怖い妖でありませんように!!!
塔子「え…、あ、どうもありがとう!!貴女の姿がここからじゃよくわからないんだけど…私、ここから出たいの、、、力を貸してくれる?」
《では…少し、壁から離れていて下さいまし》
そそくさと私は言われるまま、出来るだけ部屋の隅に身を寄せたーーー
ゴぉぉぉーっっっ!!!???
もわぁっと熱気を全身に浴びるーーー
刹那、目の前に私の想像を遥かに凌駕するとても大きくて美しいドラゴンの姿が…!?
月光に照らされ現れたーーー
塔子「あなたって、…とっても綺麗ね…」
《ふふふ、、、私を見て、そう答えたのは貴女で2人目かしら…、少しここでは目立ちますので…場所を移動しましょう、よろしいかしら?》
穏やかでお上品な感じ、、、少し珠子さんを連想したーーー
ーーー。。。
ドラゴンの背に乗って、私は生まれて初めて空を飛んだ
すっごく、真剣に祈ったらーーー
バサバサという羽音が聞こえ
ーーー!?
エメラルド色のボウリングの玉みたいなのが月の光を遮って、小さな小窓に、現れたーーー
塔子「!?だ、誰!?誰かいるの!?」
《貴女の祈りが聞こえましたので、、、お助けに上がりました》
やだ!一発で、成功しちゃった!!
優しそうな女性の声が直接、頭の中に語りかけてくるーーーどうしよう、誰でもいいって言ったけど...怖い妖でありませんように!!!
塔子「え…、あ、どうもありがとう!!貴女の姿がここからじゃよくわからないんだけど…私、ここから出たいの、、、力を貸してくれる?」
《では…少し、壁から離れていて下さいまし》
そそくさと私は言われるまま、出来るだけ部屋の隅に身を寄せたーーー
ゴぉぉぉーっっっ!!!???
もわぁっと熱気を全身に浴びるーーー
刹那、目の前に私の想像を遥かに凌駕するとても大きくて美しいドラゴンの姿が…!?
月光に照らされ現れたーーー
塔子「あなたって、…とっても綺麗ね…」
《ふふふ、、、私を見て、そう答えたのは貴女で2人目かしら…、少しここでは目立ちますので…場所を移動しましょう、よろしいかしら?》
穏やかでお上品な感じ、、、少し珠子さんを連想したーーー
ーーー。。。
ドラゴンの背に乗って、私は生まれて初めて空を飛んだ