black♡white

慌てて出たから家の前のちょっとの溝に


つまづいて転びそうになるけど、


どうにか持ち越す。


「ふぅ。」


視線を上げると桃色が1面に広がる。


「ママー!お花キレイだねー!」


「そうね。あ、走ると転ぶわよ!」


私がいる歩道の反対側を歩く親子。


私もあんなこと言いながら


走って転んだんだろうな~。


そんな事を思いながら学校への道を進んだ。

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