信じることを諦めた少女の生きた道
近「いや、ちょっと待ってくれ…君が男達を殺していた張本人なのか?」
『はい、襲われそうになったり、殺されそうになったんで…』
土「ほ、ほんとにお前がやったのか?そのヒョロっちょい体のどこにそんな力が…」
『…なら試しに戦ってみます?』
わざと挑発して見ることにした…そしたら簡単にそれに乗ってきておかしくて笑いそうになった…
そしてそのまま道場に直行…
は?笑いそうになった……?
ありえない、笑うなんて…
『くだらない…(ボソッ』
藤「…??」
それにしても…服着替えたいな。
だって…血だらけだし…
道場につくと稽古をしていた部下?達が即座に戦えるスペースを開けるため端による。
そして土方は夕桜に竹刀をもたせる
土「おい、審判を頼む」
部下「はい!」
そこにいた一人の部下?が、審判をやってくれるらしい…
土「いいか、先に一本とった方が勝ちだ」
『わかった…手加減は許さない』
土「ふんっ…誰がするかッ」
部下「では、構え!!……スタート!」
────バンッ
────ガンッ
土方が先に構え、攻撃をしてくる
が、夕桜はそれを涼しい顔で防御する
『ふんッ……言うほどでもないね』
そして踏み出し…
ダンッ
────シュッ
土「なっ!!」
全員「「ッ!!!」」
部下「し、勝者…狭間!!」
ほんとに一瞬…土方に隙ができたその瞬間、夕桜が土方の喉仏に竹刀を当てた
部下「あの体のどこにそんな力がっ」
部下「あの副長が…負けた!?」
土「やるじゃねぇか」
『当たり前……こっちだって自分自身を守ってきたんだから』