信じることを諦めた少女の生きた道
何となく土方と睨み合っていると何処からか拍手が聞こえてきた
パチパイパチ
近「いやぁ、素晴らしかったよ狭間くん…そこで、なんだが…ここに居てほしい」
全員「「はぁ?!」」
土「おいおい、本気で言ってんのかよ近藤さん、こいつはおんムグッ「はいはーい!土方さん黙ってくださぁーい」」
土方が夕桜の事を女だと言おうとするとそれを止めに入る沖田。
近「いゃぁな?腕前もいいし、戦力になると思ったんだよ……それに家もきちんとした場所がないんだろ?」
『はぁ…そうですが、どうやらそこの間抜けな局長土方さんは歓迎してないみたいですし……
それに、その他の何人かの方々も…だから嫌です。
それに…』
皆「それに…?」
周りからは男達が喉を鳴らす音が聞こえる。
『私は仲間を作らないし、誰も……信じないよ?』
シーンとあたりが静まり返る。
そんな中近藤は負けじと口を開く…
近「私は君に何があったのかわ知らん。それに話したくないみたいだしな」
『話す必要が無いので』
近「だから、信じなくていいさ…少しずつ……少しずつ信じていけばいい。
だから、とりあえずここにいてみないかな?」
『………でも、私はしんじ「いーじゃないですかァ……それに僕も君に興味湧いちゃったしね?」…いちいち被せないでくれます?』
ニコッと夕桜が嫌味ったらしく笑うと負けじとニコッと笑う沖田。
そして、夕桜はとうとう折れた
『はぁ……分かりました。でも、私はあんたらを絶対に信じない…それでもいいんですよね?』
近「あぁ!構わない!」
『…分かりました……じゃあ、よろしくお願いします』
はぁ、どうなるんだか…
まぁ、誰も絶対に信じない……人間なんて
〝大っ嫌いだ〟