信じることを諦めた少女の生きた道

山崎side






次の仕事の確認をしていると局長の近藤さんと副長の土方さんに呼ばれた。



多分狭間というあの女に俺がいた事をバレたからだろう。




実は狭間が案内された自身の部屋に一人になった時くらいから俺はずっと監視していた…



今思えばそれももしかしたらバレていたのかもしれない。




それにしても直で見た彼女の目には…なんて言うか、光が映ってなかった。



実は俺は彼女を屯所置いておくことには反対だった。



一番の理由は男ばかりのこの場所に女がやって行けると思わなかったからだ




だが、彼女を間近でみて…
何となく守ってやりたいと思った。




局長によばれて副長の部屋に行くとやっぱり狭間がいた。








狭間…お前は何を隠している?
そして何を怖がっている………
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