信じることを諦めた少女の生きた道
ぎょっと目を見開く3人を夕桜はもう一度、さっきよりも強く睨みつける。
するとその圧力に固まる3人
『なんの関係もないあなたたちが、私の事情にズカズカ入ってこないで!!…いい?私は…
私は絶対に信じない!!
自分も人間だけど…人間なんて大っ嫌い!!』
バンッ
そしてその言葉を言うとその場から走り去る夕桜。
だが…追ってくるものはいなかった…
なぜなら未だに体があの圧力から解放されないからだ
数分後、夕桜がやって来たのは拷問部屋がある付近…
『あれ……なんでこんな所に』
気づけばいつの間にか行き着いていた拷問部屋の目の前。
そしてその扉を開こうと手を伸ばす……
ぎゅっ
『ヒッ…………!?』
扉を開こうとすると誰かに腕を引かれそのままその腕の中に…
だれ?
沖「ふぅー…なぁに、拷問部屋開けようとしちゃってるのかな〜?(ニコッ」
私を抱きしめたのは沖田だった
びっくりした、それに変な声出した……てか、
『関係ないでしょ』
それにしても…確かになんで開けようとしたんだろう…無意識だ…。
人って無意識で何するかわかんなくて怖いな……はぁ、ほんとに。早く裏切ってくれないかな……
でないと全てバレてしまう……まぁ、別にいいけど…面倒だし。
それに…バレたところで信じないことに変わりはないしね…