信じることを諦めた少女の生きた道


近「…やはり…話してくれないのかね」



『…言ってもどうせ信じない』


まぁ、信じなくてもいいんだけど




土「…そんなの聞いてみないとわかんねぇだろ」




沖「僕は信じますよ〜?楽しそうですし♪」




一々しつこいな土方…そして沖田は…なんか違う…
めんどくさい…というか、うざったい…


はぁ、なんで最近こんなに性格が変わったんだろう…
でもまぁ…自分を守るためだし



近「…話してみるだけ…話してもらえないか?」




『はぁ……タ……プ…しました』


近・沖「…??」


土「は?聞こえねぇよ」



『…だから、タイムスリップ……いわゆる時空転換をして約150年後の未来からやって来ました』



ほんと、耳悪いなぁ……耳鼻科行ったら??……
仕方ないのでもう一度聞こえやすいようにいう



近「……!?!!!」


私の答えにただただ驚きを隠せない近藤と


土「はぁぁぁぁぁぁ!?!」


バカバカしいとでも言いたいように叫びまくる土方…はぁ、うるさいなぁ……


沖「わぁぁぁぁぁ!!!(ワクワク」


沖田は……うん、全然違う意味で驚いてる
楽しそうだなおい……はぁぁ、コイツはKYなんだな…いや、呑気なんだ…



近「そ、それは本当なのかい?狭間くん…」


『はい…』


沖「わぁぁぁっ♪!!未来ってどんなものがあるんですか!甘党は??進化してますか!!」


『…うるさい……』


土「……証拠は、なんだ」



『証拠?…ほら信じないでしょ?
さぁ?私が寝泊まりしてた空き家にでもあるんじゃない?
元から持ってたものとか、全部置いてきちゃったし』



土「……」


近「そうか…」


沖「僕は信じますよ!?楽しそうですし」



『いや、信じなくていいし…』


夕桜の言葉に黙り込む3人


沖「あ!巡察の時に見てこればいいんじゃないでしょうか!!ね?」


近「おぉ!それはいい…!!」


土「今日の当番は?…」


沖「あ!それなら僕の隊と一くんの隊ですよ!
楽しみですね?狭間ちゃん?」



『は?私行かないし…というか、ちゃん付とかやめて下さい、気持ち悪い…』


沖「えー!じゃあ狭間さんで!?」



いや、むしろ呼ばれたくないね
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