信じることを諦めた少女の生きた道
沖「いやぁ〜今日も平和ですね〜後で甘党屋行きませんか!お団子!!」
斎「…今は巡察任務中だ……私事を突っ込むな総司…(呆れ)」
『私は行くなんて言ってませんでしたけど…?大体なんで私が………別に信じてほしいなんて思ってないし言ってない』
行かないと何度も言ったのに連れてこられた…
はぁ、ほんとに…めんどくさい
行かないって言ってるじゃん…信じてもらえなくていい
いや、信じてもらいたくない…後々辛いのは自分なんだもの…嫌だ
とまぁ、どのみち連れていかれたんだけど……
はぁ、ほんと…人の話聞かないな…この人たちは…
『…あそこ』
沖「え?………あそこ、ですか?」
聞かれたのでそうだ、と頷く
斎「……案外広いのだな」
沖「わぁ…僕もっとボロイの想像してましたよ…さ!行きますよ♪」
『……はぁ』
仕方ない、ついて行くだけするか。
家の中に入ってからは沖田と斎藤さんが私の私物を探してる…私?そりゃ…休憩中だけど?
だって別に信じてもらいたいわけじゃないしね
沖「あ!これですか??狭間ちゃん♪
うわぁ…なんか作りがすごいねえ〜!!」
斎「こんな作り方…見たことないな」
チッ…見つかったか…まぁ、いっか
『そうだけど…』
沖「へぇー!やっぱ未来から来たんですね♪
あ、コレ!どうやって使うんです?」
キラキラと目を輝かせて私に見せてきたのは携帯。
そっか、使い方わかんないのか…仕方ないな
仕方なく携帯を受け取って電源を付ける。
幸い、充電は残っているみたい
『こう使うの…』
斎「光った……!」
沖「おぉ!!…で?何に使うんですか?(ワクワク」
『…離れた人と手紙を使わないで会話したり出来るの。
それと……写真…もとれる。ほら、そこに並んで』
ふたりを並ばせてカシャッとフラッシュで眩しそうな2人の写真を撮り、みせる
すると二人共目を輝かせる
沖「うわぁ!!凄いですね!!…写真がこんな一瞬に!!(キラキラ」
斎「しかも色付きだぞ…(キラキラ」
うわ、沖田はともかく……斎藤さんがキラキラしてるの初めて見た……っていってもそんな時間たってないけどね
まぁ、その後はあれやこれや質問に答えながら屯所に戻って…ほかの幹部にも同じように質問に答えた
土「これは…」
近「…凄いなぁ!!」
沖「これはもう信じるしかないですね♪」
土「チッ……仕方ねぇ、お前…ここにいろ」
『は?嫌だから…早く殺してくださいよ』
土「あ''ぁ!?人がせっかく」
『…なに?』
睨まれたので睨み返すと
さんに“まぁまぁ”と止められた。
仕方なくその日の話はお開きになって各自自分の部屋に戻ることに…
そしてその後は寝た。
うん、そのまま寝た……