信じることを諦めた少女の生きた道




土「テメェら一体どこいってたんだ!!」


藤「うわっ、………ぇーっと」


原「ちょっとそこらへ…なぁ?」


永「あ、あぁ……」


屯所に帰るとすぐさま土方が来て怒られる……
うるさ……みんな何でこんな怖がるんだか……ただのうるさいおっさんじゃん………


土「ほう、ちょっとそこらへ……なぁ?で?どこに行ってた『お祭りだけど?』はぁ!?お祭りだと!?」



永「おまっ、言うなよ!!」


原「あはは~」




土「仕事もせずお遊びとぁいい度胸じゃねぇか」



『別にいいじゃん』



土「あのなぁ……良くねぇだろ!」


『…3人は私の事を思ってしてくれたんだけと……というか、いちいち怒鳴らないで、あんた見てると父親を思い出すの』


そう、父親はいつも怒鳴ってた……笑顔で頑張ったなとかそんな優しい言葉を掛けられたのは幼少期くらい




土「っ……」




『原田に永倉に平助……ありがとうございました、楽しかった……じゃあ、私は昼餉でも作ってきます』


そう言って調理場の方へ向かう




───夕桜がいなくなった後────



藤「かっわいいよなぁ」



永「ま、ぁ笑ってる顔とか幼さがあったなぁ」


原「まぁな」



そう言う三人の言葉に土方は目を見開く


土「あいつが、笑ったの……か?」



藤「ん?そーですよ?めっちゃ可愛かったです(ニシシッ」



原「って事は夕桜ちゃんの笑ってる顔は俺たちしか見たことないっことか」



永「得したってことだな!!」



土(笑ったのか…………)










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