生徒会の甘い罠
教頭先生の話の後は、教室に戻って部活の希望の聞き取りだ。


私と楓は新聞部希望をそのまま伝えた。


誰にもケチをつけられるはずもないからね。


そして、委員会の振り分けに入った。


これは、巧さんから何も聞かされてないから私の自由だ。


「東藤さん」


先生が突然私を指名した。


「はい」


「もし新聞部入るなら、放送委員になった方がいいよ。新聞部が作ったのを昼休みに放送出来るよ」


「そうなんですか…………」


貴重な情報ありがとうございます。


じっくり考えたいんだけど、意外と埋まるのが早いんだよね。


みんな生徒会関連のは避けようとしてるし。


先生の助言に乗っかってみますよ。





< 33 / 279 >

この作品をシェア

pagetop