生徒会の甘い罠
おじいちゃん以上のチャレンジ精神は褒めたいけど、ここはお引き取り願おう。
「おい!!ぶつかって何もないのか?」
この人混みのおかげで威力が半減以下だ。
「あの~、このスマホあなたのものですか?」
「何だお…………、お…………お前ら帰るぞ!!早くしろ!!」
主犯さんがいち早く逃げ出して、なすすべもなくただ後をついていった。
しかし、視線が私に向いてないことだけはわかった。
もしや…………。
今はスルーして柊君のスマホを本人に返さないと。
「スマホ落としたよ」
「ごめん!!おまけにヤバい人たちにぶつかった」
「気をつけて帰ってね」
「また借りが出来たなあ。いずれ返すよ」
「おい!!ぶつかって何もないのか?」
この人混みのおかげで威力が半減以下だ。
「あの~、このスマホあなたのものですか?」
「何だお…………、お…………お前ら帰るぞ!!早くしろ!!」
主犯さんがいち早く逃げ出して、なすすべもなくただ後をついていった。
しかし、視線が私に向いてないことだけはわかった。
もしや…………。
今はスルーして柊君のスマホを本人に返さないと。
「スマホ落としたよ」
「ごめん!!おまけにヤバい人たちにぶつかった」
「気をつけて帰ってね」
「また借りが出来たなあ。いずれ返すよ」