キミに想いが届くまで~ずっと
私は家に帰って自分の部屋でプレゼントを開けた。
中にはリボンのついたイヤリングが入っていた。
私がいつか、翔と買い物に行ったときにほしい
と言っていたもの。
翔は覚えていてくれたんだ。
そして、クリスマスにプレゼントしようとしてくれたんだ。
あの時、遅れてきたのは
私にこれをプレゼントするためだったんだ。
なのに私はあの時、翔の話をきちんと聞きもしないで
怒ってしまった。
あんなにひどいことを言ってしまった。
翔は私を喜ばせようとしてくれたのに。
それなのに私はそんな翔の気持ちに気づけなかった。
私って最低。
翔、ごめんね。