キミに想いが届くまで~ずっと



その日からよく翔と目が合うようになった。

友達と話している時。

ひとりでいる時。

授業中も。


何気なく顔をあげたふとした瞬間に翔と目があって
私はすごく嬉しかった。




ただ、目が合うだけで興奮した。




それでいて恥ずかしかった。


だから、私は翔と目が合うとすぐにそらした。
恥ずかしいような嬉しいような不思議な気持ちに
されられた。




朝、学校に行くとき、
今日翔と目が合うのかな。

今日も翔の姿見てられるかな。

毎日が楽しみで楽しみで。



わくわくしていた。





< 38 / 78 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop