キミに想いが届くまで~ずっと


授業中、私が消しゴムを落とした。

翔はすぐに拾ってくれて私の手の上にそっと置いてくれた。
そのとき触れた翔の手と私の手。

なんか嬉しくて

顔がにやけそうになるのをこらえながら

「ありがとう」

って言った。



翔の隣にいれることは嬉しかったけど



自分のことも見られているんじゃないかと
思うと意識しすぎて
隣に座っているだけですごくすごく緊張した。



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