キミに想いが届くまで~ずっと
ある晴れた日の日曜日、
私はいつものように自分の部屋で読書をしていた。
突然、私のスマホが鳴った。
翔のお母さんからだった。
私は何があったんだろうかと
不安になりながら電話にでた。
「もしもし。美月ちゃん、さっきね、翔が目を
覚ましたの。だから、美月ちゃんに来てほしくって」
電話口の翔のお母さんはとっても嬉しそうだった。
私もすごく嬉しくなった。
やっと、やっと、翔が目を覚ました。
やっと、翔に会える。
大急ぎて準備して家を飛び出した。