キミに想いが届くまで~ずっと
外にでて、目に映る。
花の色も。木の葉も。鳥も。
街の景色が輝いて見えた。
目に映るすべてのものが希望の色でみち溢れていた。
久しぶりに色を感じられた気がした。
私はバスに乗っている間。
ずっと考えていた。
翔に伝える言葉のひとつひとつを。
何て言えば伝わるかな。
ちゃんと謝りたい。
ちゃんと、伝えたい。
自分の気持ち。
自分の言葉で。
そしたら、ちゃんと翔に届くかなって。
翔に想いが届くように一生懸命考えた。
そのときの私には翔があんな風になっているなんて
想像もできなかった________________