魔王の甘い罠 【完結】
一之瀬君が私の背中に手を入れてくる。

っっっっ!


『ちょっ、待った!待った!』

「待てない」



一之瀬君の目が熱をおび

潤んだ目で私を見つめる


『こ、心の準備がまだっ!』


「ベッドが壊れるくらい
 愛してやるよ」


悩まし気な
セクシーな切れ長の目に
私だけが映っている

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