魔王の甘い罠 【完結】
私は怖くなって顔を横に背け
ぎゅっと目をつむった。




「今回は言うこと聞いてやる。
 でも 次はもう ガマンしないから」


一之瀬君は、忘れていた魔王再び。
キラっと目を輝かせ、口角をあげて
笑って見せた。





フーーーーっと
大きく息を吐く。

心臓に、悪い・・
ドキドキして、心臓が飛び出そうだ

フーーーーッ
< 107 / 191 >

この作品をシェア

pagetop