魔王の甘い罠 【完結】
一之瀬君の、細くて、でも程よく筋肉のついた上半身が露わになる。

「えっち」

『っ/// ご、ごめん』

私は部屋を出て、ドアの前で立ち尽くす
両手で口を覆って、かぁっと赤くなる顔が平常に戻るのを待つ。

今日だけで
私、10歳は老けたかも・・・





『入っても 大丈夫?』

「どーぞ」
と、中から声がする。
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