魔王の甘い罠 【完結】
『・・・自信なんて・・ありません。
 先生みたいにキレイじゃないし
 スタイルも良くないし。

 何かあったら、
 あたふた慌てることしかできない。

 だけど
 一之瀬君が、私を選んでくれたから。

 一之瀬君が、私を変えてくれたから。

 だから
 もっと強くなりたいと思います。

 もっと強くなって、
 一之瀬君を守ってあげたいと思います』

私は一気に話終え、一気にミルクティーを飲み干した。
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