クールなヤンキーくんの溺愛が止まりません!
でも…いつどうやって保健室に来たのか、全然覚えてないや。
私は身体をゆっくり起こす。
「うっ…」
身体を起こすと同時に、頭に激痛が走る。
そうだ…私…風邪引いてるんだ…。
ん?
頭を抑えながら、視界に違和感を感じる。
一瞬、人影が見えたような…。
私は、ゆっくりと頭を上げ直し、左横に視線を映す。
!!!!!
うそ…でしょ…。
目の前に見えている光景に目を疑う。
だって…。
すぐ横でパイプ椅子に腰掛けて、スヤスヤ寝ている人間がいるんだもん。
それに…。