クールなヤンキーくんの溺愛が止まりません!



「…あ、あの…」


思わず目をそらす。


人の目を見て話すのはやっぱり苦手だ。
特に、校内1のヤンキーともなると。




「少し寝られた?姫野さん、すごい熱あるよ」


!!!!!


銀髪の彼はそう言うと、私のおでこに自分の右手を置いた。



ななななななななにしてるの!?!?


「…っっ!!!!」


黒川くんの行動が理解不能すぎて、今にも蒸発しそうになるくらいクラクラする。


なんで、不良の黒川くんが私のおでこに手を置いているの?!?!






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