クールなヤンキーくんの溺愛が止まりません！

「…こいつの名前は大道寺 楓（ﾀﾞｲﾄﾞｳｼﾞ ｶｴﾃﾞ）。俺と音楽の幼馴染みなんだ」


「…お、幼馴染み？」


「そう。いい？沙良、私だって南夏と付き合うなんてごめんだから！」



初対面でいきなり私のことを名前で呼び出す彼女はここら辺では見たことない制服をきて、スカートをすごく短くしてきている。


またスタイルがものすごくいいから、絵になる。


「おい、姫野さんのこといきなり名前で呼ぶなよ」


「いいじゃん別に。ずっとこの日を待ってたんだから」



え？

この日を待ってた？


そう言えば…大道寺さん、私の名前聞いてないのに、わかっていた。


私のことを知っているの？