クールなヤンキーくんの溺愛が止まりません!
「あ、楓でいいよ。それが会えなかったの…まぁ、何年生かもわかんないし名前もわかんないんだけどね」
「あ、うん。え…名前わかんないんですか?」
てっきりもう付き合っている人なのかと思った。
「楓は一目惚れ体質なとこあるからな…でもそんな顔がイケてるわけじゃないんだよ」
「はぁー?今回は一目惚れじゃありません!…助けてくれたの…変な男たちに絡まれてるところ」
大道…あ…楓ちゃんは顔を赤くしてそう言った。
恋する女の子って。
かわいいな。
「じゃあ俺らと同じ制服着てただけってこと?」
愛葉くんがそう聞く。
「うん」
「全校生徒1000人近くいるんだぞ?奇跡でも起きない限り再会できないだろ?それに相手は楓のこと覚えているかどうかもわかんないのに」
愛葉くんはそう言いチューチューとストローでメロンソーダを吸う。