クールなヤンキーくんの溺愛が止まりません!



「あ、楓でいいよ。それが会えなかったの…まぁ、何年生かもわかんないし名前もわかんないんだけどね」


「あ、うん。え…名前わかんないんですか?」


てっきりもう付き合っている人なのかと思った。


「楓は一目惚れ体質なとこあるからな…でもそんな顔がイケてるわけじゃないんだよ」


「はぁー?今回は一目惚れじゃありません!…助けてくれたの…変な男たちに絡まれてるところ」



大道…あ…楓ちゃんは顔を赤くしてそう言った。


恋する女の子って。
かわいいな。


「じゃあ俺らと同じ制服着てただけってこと?」
愛葉くんがそう聞く。

「うん」


「全校生徒1000人近くいるんだぞ?奇跡でも起きない限り再会できないだろ?それに相手は楓のこと覚えているかどうかもわかんないのに」

愛葉くんはそう言いチューチューとストローでメロンソーダを吸う。



< 165 / 222 >

この作品をシェア

pagetop