クールなヤンキーくんの溺愛が止まりません!
「…俺たちも行くかっ!」
「うん…」
もういい雰囲気の愛葉くんと水田さんもそう言って、歩き出す。
「…黒川くん」
みんなと少し距離ができて、2人きりになって隣の黒川くんに話しかける。
「ん?」
「これから、たくさんたくさん楽しい思い出を作ろうね」
「あぁ」
「…一緒に、黒川くんと一緒に作りたい」
「俺も」
そう言って私たちは見つめ合って。
「その代わり条件がある」
黒川くんが少し不敵な笑みを浮かべてそう言った。